2018年2月6日火曜日

[183] va Excursions In Ambience: A Collection Of Ambient-House Music


Label: Caroline Records

Catalog#: CAROL 1733-2
Format: CD, Compilation
Country: US
Released: 1993
DISCOGS

1 Tranquility Bass - Mya Yadana 6:10

2 The Future Sound Of London - Calcium 5:10
3 The Higher Intelligence Agency - Solid Motion (Black Hole Mix) 6:34
4 Ultramarine - Saratoga (Upstate Mix) 5:12
5 Psychedelic Research Lab - Tarenah 7:35
6 Psychick Warriors Ov Gaia - Obsidian (Deconstructure Edit) 8:11
7 777 - Mia (The Fishermen Mix) 6:07
8 It's Thinking - Afterglow 5:06
9 Banco De Gaia - Desert Wind (El Ahram Mix) 6:51
10 Sub Sub - Past 2:46
compiled by Brian Long & Mr. Kleen

ブライアン・イーノは、彼が70年代半ばに始めた画期的なアンビエント・シリーズにより、一般的にアンビエント・ミュージックの先駆者として認められている。ニューエイジのオーディエンスは、まず音楽の精神性に反応した。イーノのアンビエントの影響がダンス・ミュージックと融合したのは、80年代の終わりのことだった。アンビエント・ハウスのジャンルの中でそれらの試みにははるかに多くの音楽的ボキャブラリーが含まれているが、イーノの音楽はその全ての根源となっている。キリング・ジョークの付き人でE.G. RecordsのA&Rであったアレックス・パターソンは、KLFのジミー・コーティーとジ・オーブという名義でコラボレーションを始め、アンビエント・ミュージックとハウス・ビートの未知なる交配を探求した。1989年の長大なシングル「A Huge Ever Growing Pulsating Brain That Rules From The Centre Of The Ultraworld」を皮切りに、これまで2枚のアルバムと約40分のシングル「Blue Room」をリリースしたジ・オーブと、1990年に「Chill Out」をリリースしたKLF、ともにイギリスにおけるアンビエント探求の先頭を走る両者はアトモスフィアにビートを組み合わせる可能性に影響を及ぼしている。西ヨーロッパ全域とアメリカでは、ハウスとテクノのミュージシャンがトリッピーでアトモスフェリックな要素の導入を試み、地下のアンビエント・シーンを活性化させている。「Excursions In Ambience」は、このまだ新しいジャンルのアメリカ国内初のコレクションである。アンビエント・ハウスと呼ばれる音楽は、ウルトラマリンのポップなサウンドからサイキック・ウォリアーズ・オヴ・ガイアのミニマルなトランス・グルーヴまで、極めて多様だ。 - 93年3月のプレスリリースより